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【予防歯科】定期健診に通いましょう【京都市の歯医者さん】
丸太町駅から徒歩3分、京都市中京区の歯医者【団おとなこども歯科】です。いよいよ来週は内覧会を開催いたします。お近くにお住いの方は、どうぞお気軽にお越しください。ご予約は不要です。
さて、今回は歯周病に焦点を当て、歯の健康を守るための重要な情報をお伝えします。
歯周病の日本人の有病率
最新の統計によれば、日本人の成人における歯周病罹患率は全体で約48%と高まっており、予防と早期発見がますます重要となっています。歯周病は進行すると歯を失う原因となり、糖尿病や動脈硬化症などの全身の健康にも影響を及ぼすことが知られています。
世界をリードしている日本ですが、決して歯科治療の技術が低いからというわけではありません。手前味噌ですが、海外に比べても日本の先生は器用でまじめな方が多く、むしろ世界トップレベルの治療を安く受けることができます。
では、なぜここまで歯周病が進行しているのでしょうか?
1.「予防」が日本の保険診療で認められていないため、痛くなった時だけ歯医者に行く人が多いから
日本における国民皆保険制度は非常に優れた制度であると思います。相互扶助により、どんな人でも安く安定した医療が安心して受けられます。ただ、医療費の問題などから現在の制度では「予防」は保険診療から外れています。例えば人間ドックや歯科の定期健診などがそれに当たります。そのため、予防のための歯科受診が広く普及していないのが現状です。ちなみに、令和4年の歯科疾患実態調査の結果では、過去1年の間に歯科検診を受診した人の割合は58.0%で、男性より女性の方が受診率が高い傾向であることが分かりました。
2.高齢化が進み、歯や骨の寿命が先に来るから
もう一つは日本の超高齢化社会によるものです。今から100年前の日本人の平均寿命はなんと40代です。それがたった100年で100歳を超える人が出てきているのですから、近代科学の進歩の目まぐるしさを実感せざるを得ません。
大昔、人間がもともと自然界で暮らしていた時の寿命が生き物としての人間の本来の寿命ではないかなと思っています。それは、人生で1回しか歯が生え変わらないからです。乳歯は6から10年ほどしか使っていないのに対し、永久歯は70年以上使います。なんともバランスが悪いなと思います。30代40代で生え変わってくれれば、ちょうどいいのになと常日頃思っています。
すなわち、そもそも体の設計で100年も歯を使うと想定されていないため、天命よりも先に歯の寿命が来るんじゃなかろうかということです。徹底的にケアしないと、最後まで歯で食事するのは難しいと感じています。
日本とスウェーデンの予防普及率の比較
スウェーデンをはじめとする北欧先進国では歯科予防が広く普及しており、その結果、虫歯や歯周病の有病率が低い傾向が見られます。70歳での残存歯数は日本が8本に対し、なんとスウェーデンでは20本です。親知らずを除くと人間は24本の歯がありますので、ほとんど歯が抜けていないということになります。ではこの違いは一体どこから来るのでしょうか。
スウェーデンでは、国が主導して予防歯科の受診の義務化がなされており、歯科定期健診の受診率はおよそ90%ほど、小児に関しては100%と言われています。予防意識の普及や歯科定期健診の重要性への理解が社会全体で高いことが影響していることが考えられます。
定期健診の重要性
歯周病の早期発見と予防の鍵となるのが、歯科医院での定期的な健診です。定期健診により、歯周病の初期段階での発見や早期治療が可能となります。また、専門家のアドバイスを受けながら、適切な歯みがきやケア方法を学ぶことができます。
まとめ
歯周病は重篤な病態を引き起こす可能性がありますが、適切な予防策と定期的な歯科健診により、そのリスクを低減することができます。日本とスウェーデンの事例を比較しながら、歯周病への理解を深め、健康な笑顔を守るための積極的なステップを踏んでいきましょう。
ご質問や疑問があれば、お気軽にお問い合わせください。団おとなこども歯科で、皆さまの歯の健康をサポートいたします。


