コラム|京都市中京区で小児歯科や歯医者をお探しなら【団おとなこども歯科】

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入れ歯治療のメリット・デメリット

こんにちは!丸太町駅から徒歩3分、京都市中京区の歯医者さん、団おとなこども歯科です。

すっかり暖かくなってきましたね。明日からのGW、京都にも沢山の観光の方が国内外からいらっしゃることでしょう。当院は4月29日から5月6日までお休みで、診療開始は5月7日からとなります。

さて、本日は入れ歯をテーマにブログを書いてみたいと思います。

子ども未来館の目の前にあるためでしょうか、小児歯科専門のクリニックですかとよく聞かれるのですが、当院は0歳からご高齢の方まで幅広い診療を行っております。院長である私は、これまで勤務医として働いていた時、お子様よりもむしろ、ご高齢の患者様を担当させていただいてきました。そこでの経験から、悪くなってしまってからの後追い治療だけでなく、子どもの時からむし歯にならないように管理していくことの大切さを痛感し、『おとなこども歯科』という名前にしたのです。

私は入れ歯やインプラントなど、不幸にも失ってしまったかみ合わせを回復させる治療を得意としています。入れ歯に関して申し上げますと、入れ歯治療には治療のメリット・デメリットの両方があります。

メリット

  1. インプラントに比べて治療期間が短い
  2. インプラントに比べて費用がかからない
  3. 取り外しが可能なので管理しやすい
  4. 治療時に比較的体への負担が少ない
  5. 訪問診療でも作成が可能

デメリット

  1. 歯やインプラントに比べると違和感が大きい
  2. 歯やインプラントに比べると噛みにくい
  3. 金属床など装着感の良いもの、審美的な綺麗な入れ歯は保険外診療になることが多い
  4. 紛失や破損のリスクがある
  5. 歯ぐきが痩せると合わなくなる

それぞれ、詳しく解説していきます。まずは、入れ歯治療のメリットから。

①インプラントに比べて治療期間が短い

通常、特殊な入れ歯の設計でなければ、入れ歯の治療回数は、3から5回ほどで作成することが多いです。毎治療後、チェアサイドで記録された口腔内の状況はラボへ送られ、入れ歯を作成するために必要な装置をオーダーメイドで一人一人作成してもらいます。この納期におよそ1週間から10日ほどかかるため、一つの入れ歯を作成するのに、だいたい1か月から2か月かかります。

一方で、インプラントを選択する場合は、オペ後にインプラント体が骨に結合(オッセオインテグレーション)するのを待つ期間があるため、およそ半年から1年半ほどかかることが多いです。

単純な治療期間だけで比べると、入れ歯の方が早く治療を終えることができます。

②インプラントに比べて費用がかからない

多くのクリニックでは、インプラント1本30万~70万。複数本の埋入が必要な場合も多く、高額になりやすいです。ただ、最近では金利の安い歯科治療専用のローンを組むことができたり、クレジット決済が可能な医院であれば、カードの分割払いも可能なため、毎月の負担を抑えて最高の治療を行うことができます。

一方入れ歯は、保険診療内であれば自己負担5000円から数万円。自由診療だと数万円から50万円ほどになります。

③取り外し可能なので、管理しやすい

可撤式装置の最大のメリットは、掃除のしやすさです。歯の掃除は難しいのですが、入れ歯の掃除は非常簡単です。直接目で見ながら、表も裏も綺麗に洗うことができます。

また、修理や調整も口腔外でできるため、比較的簡便です。

④治療時に体への負担が比較的少ない

インプラント治療のように、外科的な治療を必要としないため、比較的体への負担は少ない方法だと言えます。特に、高血圧、糖尿病、骨粗鬆症、脳血管障害、妊婦など、外科的な治療のリスクが高い方の場合、インプラントではなく入れ歯治療をご提案することがあります。

⑤訪問診療でも可能

④に近いかもしれませんが、体への負担が比較的少なく、観血処置時のような特殊な器具をあまり必要としないため、訪問診療でも入れ歯を作成することが可能です。居宅や入所されていらっしゃる方で、お食事のしにくさを感じていらっしゃるご家族の方がもしいれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。

次は、入れ歯治療のデメリットです。

①歯やインプラントに比べると、違和感が大きい

入れ歯特有のデメリットです。大きなプラスチックの塊をお口の中に入れて、さらにそれが上下だとかなり違和感が大きいです。作ったけど、気持ち悪くて結局ほとんど使ってないという患者さんも多くいらっしゃいます。特に、保険診療で扱うアクリルレジン床は、割れないように厚みを持たせて作られるため、金属床のような薄いタイプよりも違和感が大きくなる傾向があります。

②歯やインプラントに比べると、噛みにくい

こちらも入れ歯の特有のデメリットです。歯茎に乗せたプラスチック同士で咬み合わせでは、天然歯同士の咬み合わせの30%以下しか力が加わりません。歯が無くなっても、入れ歯を作ったら元通り何でも咬めるというのは、あまり期待しない方が良いと思います。

もちろん、中には入れ歯で何でも咬んでいる方がいらっしゃいますが、私は特に噛むことについては、入れ歯に過度な期待を持たないように患者様へ忠告するようにしています。

③金属床など装着感の良いもの、審美的な綺麗な入れ歯は保険外診療になることが多い

入れ歯といっても、材質だけでも実は沢山種類があります。保険診療で認められているものは、アクリルレジン床のみですが、より機能的で審美的な入れ歯を求める場合は保険の対象外となります。

費用的には、数万円から50万円ほどです。およそインプラント1本分と同じくらいの費用感ですので、入れ歯1つで複数本をカバーできることを考えれば、特に無歯顎者など広範囲に咬み合わせを回復しなければいけない場合は、検討されてみてはいかがでしょうか。

また、入れ歯特有のワイヤーのような金属のバネ(クラスプ)が歯にかかる場合がありますが、当院ではノンクラスプデンチャーもご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。

④紛失や破損のリスクがある

可撤式装置の共通デメリットです。ティッシュでくるんでゴミと間違えて捨ててしまったということを、たまに患者様から聞くことがあります。また、普通に使用していても、材質が劣化し、すり減りが起きたり、ひび割れが起きることがあります。修理できるとはいえ、そうしたデメリットがあることも、覚えておきましょう。

⑤歯ぐきが痩せると合わなくなる

入れ歯の変形や破損だけでなく、歯ぐきも経時的に変化していきます。お体を壊してから、入れ歯がガタつくようになった、歯ぐきに擦れて痛くなった、など調整や作り直しが必要なことは決して珍しくありません。

また、このような合っていない入れ歯を長期間使用することで、食事がしづらかったり、口腔内を傷つけてしまう可能性があります。義歯安定剤などの利用は、あくまで応急的なものであり、長期間のご使用は推奨したしません。もし、入れ歯が合わないと感じた場合は、かかりつけの歯科医にご相談ください。

いかがでしたでしょうか。今回は、入れ歯治療のメリットとデメリットについてお話ししました。

患者様ごとにおかれている状況や、口腔内の状況は様々です。患者様一人一人に合った最良な治療計画をご提案いたしますので、入れ歯でお困りの方、咬み合わせ全般でお困りの方は、ぜひお気軽に当院までお問い合わせください。ではまた。