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こどもの矯正っていつから始めるの?
こんにちは!京都市中京区にある団おとなこども歯科です。
当院ではむし歯や歯周病の治療だけでなく、歯列矯正を得意にしています。歯並びが変わると、見た目が良くなるだけでなく、歯磨きがしやすくなるのでむし歯や歯周病のリスクが下がります。
当院ではお子様の矯正治療に力を入れており、マウスピース矯正以外にもワイヤー矯正や床矯正、学外固定装置などそれぞれの症例に応じて適切な治療を行います。また、当院では日本矯正歯科学会の専門医資格を持つ矯正医が治療にあたります。全国の難しい症例を担当しています。他院で難しいと断れたような方も、どのような歯並びの方でも当院へご相談ください。
本日はそんな矯正について、一番質問の多い『矯正って何歳から始めるの?』というテーマでブログを書いてみようと思います。
1. 小児矯正を始める最適な時期
1.1 成長発育期の重要性
子供の成長発育期は、歯や顎の骨が柔軟で調整しやすい時期です。この時期に矯正治療を始めることで、自然な成長力を活かしながら効果的に歯並びを整えることができます。特に、顎の成長がまだ完全に終わっていない段階で矯正治療を行うことで、顎の骨を正常な位置に誘導することができ、将来的な噛み合わせの問題を予防することが可能です。ただし、これには正確にレントゲンで骨格的な問題を読み取る力や、今後の成長予測を踏まえた治療計画が必要になるため矯正専門医でないと難しいです。
1.2 適切な年齢
一般的には、歯が交換し始める7歳から8歳頃に初めての矯正相談を受けることが推奨されています。この時期に矯正歯科医が子供の歯並びや咬み合わせを評価し、必要ならば早期治療を開始します。早期治療により、将来的な複雑な矯正を避けることができる場合もあります。この時期に矯正を始めると、永久歯が生え揃う前に問題を修正できるため、治療がスムーズに進みます。
小学校に入ったタイミングで、一度近隣の歯科医院でレントゲン撮影を行い、永久歯の本数やむし歯などのトータルチェックを受けることをおすすめします。
1.3 個別のタイミング
子供一人ひとりの成長速度や歯の発育状況は異なるため、最適な矯正開始時期も個別に異なります。例えば、ある子供は早くから永久歯が生え揃う一方で、別の子供はもう少し時間がかかる場合があります。定期的な歯科検診で矯正の必要性が出たら、専門医と相談して最適なタイミングを見極めることが大切です。矯正歯科医はレントゲン写真やデジタルスキャンを使って、歯や顎の成長を詳細に評価します。
2. 一期矯正と二期矯正の違い
2.1 一期矯正
一期矯正は、主に7歳から10歳頃に行われる治療です。この段階では、まだ乳歯と永久歯が混在している状態で、成長期を利用して顎の発育や歯並びを調整します。一期矯正の目的は、顎の成長を正しい方向に導き、将来的な矯正治療を簡単にすることです。一本ずつ細かく歯を動かす成人矯正と違って、どちらかというと歯を並べるための骨を成長させる意味合いが強いです。具体的には、取り外し可能な拡大装置や部分的なブラケットを使用して、歯並びや咬み合わせを改善します。
2.2 二期矯正
二期矯正は、永久歯が生え揃った後に行われる治療で、通常は11歳から13歳頃に開始されます。この段階では、全ての永久歯が正しい位置に並ぶように、固定式のブラケットやワイヤーを使用して詳細な調整を行います。二期矯正の目的は、美しい歯並びと正しい咬み合わせを確立し、長期的な口腔健康を維持することです。
3. 矯正治療がもたらす心理的な効果
3.1 自信の向上
歯並びが整うことで、子供は自分の笑顔に自信を持てるようになります。学校や友達との交流でも、笑顔を見せることに抵抗がなくなり、積極的なコミュニケーションが促進されます。自信を持って笑えるようになることは、子供の全体的な自己肯定感を高めるだけでなく、日常生活の質を向上させます。
3.2 社交性の向上
矯正治療を受けることで、見た目の改善だけでなく、発音や咀嚼が正しく行えるようになります。これにより、言葉が明瞭になり、周囲とのコミュニケーションが円滑になります。発音が改善されることで、学校での発表や友達との会話がスムーズになり、子供は自分の意思をはっきりと伝えることができ、友達関係も築きやすくなります。
また、最近では英語教育等も盛んになっているため、歯並びが原因で発音障害などに悩む方も増えてきています。
3.3 精神的な健康
歯並びの悪さが原因でいじめやからかいの対象になることがありますが、矯正治療によってこれらの問題を予防できます。健康で美しい歯並びを持つことは、子供の精神的な健康にも良い影響を与え、ストレスや不安を軽減します。いじめのリスクが減ることで、学校生活がより快適になり、学業や課外活動にも積極的に取り組むことができるようになります。
3.4 長期的な効果
小児期に矯正治療を行うことで、大人になってからの歯科治療の必要性が減り、将来的な健康維持にもつながります。これにより、大人になっても自分の歯を大切にする意識が芽生え、全体的なQOL(生活の質)向上につながります。例えば、矯正治療を受けた子供は、歯磨きやフロスの習慣をしっかりと身につけることが多く、結果として歯周病や虫歯のリスクが低くなります。
まとめ
小児矯正を始める最適な時期とその心理的な効果について、早期の矯正治療は子供の成長にとって多くのメリットをもたらします。当院では6歳になるとレントゲン撮影を行い、全体的に異常がないか確認し、7~8歳ごろから矯正治療を行う小児患者さんが増えています。
親として、子供の健康と幸せのために、適切なタイミングで矯正治療を検討することが大切です。矯正治療を受けたお子様は、自分の笑顔に自信を持ち、自己肯定感が高まると言われています。お子様への一生もののプレゼントととして、矯正治療を行いませんか?


