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「永久歯が生えてこない?先天性欠如歯とは|原因と治療法を小児歯科医が解説」

先天性欠如歯について


歯が少ないことがあるって知ってた?

京都市中京区 丸太町駅から徒歩2分の歯科医院、団おとなこども歯科です。
新生活が始まり、皆さまばたばたしている時期かと思います。当院でも、業務拡大のため新たに歯科衛生士さんを1名募集をはじめました!気になる方は、本サイトからチェックしてみてくださいね。

さて今回は、「先天性欠如歯(せんてんせいけつじょし)」についてご紹介します。

以前のブログで、歯が多い病気『過剰歯』についてお話しましたが、今回はその逆!歯が少ない病気についてお話しします。
最近、定期検診の際に「この歯、なかなか生えてこないな……」と気づき、レントゲンを撮ってみたら、永久歯のもとが存在していなかった。なんていうケースが増えています。
特に3~4月は、お子さまの新生活に向けて歯医者さんにも通っておこう!と思われる方も多いため、当院でも先天性欠如歯のお子さまによく遭遇します。

でも自分の子の歯が少ないって聞かされたら、とても心配になりますよね。
きちんと咬めるようになるのか、将来どのように治療が必要か、今回はそんな皆さんが気になる内容について簡単にまとめてみました!


◆ 先天性欠如歯とは?

先天性欠如歯とは、本来生えるはずの永久歯が生まれつき存在しない状態を指します。
特に、下の前歯(下顎の側切歯)や第二小臼歯で多くみられます。日本人の子どもでは、10人に1人の割合で何らかの先天性欠如歯があると言われています。
自覚症状(痛みなど)がないため、歯の交換時期に初めてきがつくことが多い


◆ なぜ起こるの?

原因ははっきりとは解明されていませんが、遺伝的な要素が強いとされており、特にご兄弟や両親のなどご家族にも同じような症状があるケースが多いです。


また、乳歯の**癒合歯(2本の歯がくっついて生えてくる乳歯)**があるお子さんは、その後継歯である永久歯が欠如していることもあります。この癒合歯は歯と歯の溝が深いため、むし歯にもなりやすいとされています。むし歯のケアもあわせてしっかりケアしていきたいですね。
乳歯のタイミングで癒合歯を指摘された場合は、適齢期に一度レントゲン撮影をしてもらいましょう。


◆ どのように発見される?

「なかなか歯が生えてこない」と保護者の方が心配して来院され、レントゲンを撮ってみると欠如が判明するケースが一般的です。
とくに6歳〜9歳ごろは、永久歯の生え変わり時期に差し掛かるため、定期検診でのチェックが重要になります。


◆ 放置するとどうなるの?

先天性欠如歯を放置してしまうと、以下のような問題が起こることがあります:

  • 両隣の歯が移動して歯並びが乱れる
  • 噛み合わせが悪くなり、顎の成長に影響が出る
  • 審美的な問題からコンプレックスを感じるようになる

◆ 治療法について

治療法としては、年齢や歯並びの状態に応じて、以下のような選択肢があります。

  • 矯正治療で隙間を閉じる
  • 隙間が残っている場合は、将来的にインプラントやブリッジで補う
  • 欠如部位に乳歯が残っている場合は、そのまま維持する

※小児矯正(一期治療)で対応することで、将来的な補綴治療の必要を減らせる場合もあります。


◆ 保険適用はある?

先天性欠如歯に伴う矯正治療は、一部症例によっては健康保険の適用対象になることがあります(顎変形症などとの関連がある場合)。ただし、審査が必要なため、詳しくは歯科医院でご相談ください。


◆ おわりに:まずは定期検診から

先天性欠如歯は、早期発見・早期対策が鍵です。
「うちの子の歯、生えてくるのが遅いな」と思ったら、小児歯科医までお気軽にご相談ください。
当院では、小児矯正にも力を入れており、癒合歯や歯並びの問題を早期に発見できる体制を整えています。日本矯正歯科学会の指導医資格を有する矯正専門医が在籍していますので、お困りごとがあれば当院にお任せください。

京都市中京区 丸太町駅から徒歩2分の歯科医院、団おとなこども歯科では、定期検診やレントゲン撮影でお子さまのお口の健康をしっかりチェックいたします。また、無料託児も行っていますので(要事前予約)ご家族みなさまで通っていただける歯科医院です。
まずはお気軽にお問い合わせください。