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乳歯の虫歯に気を付けないといけない理由は?
みなさん、こんにちは。9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
診療していますと、みなさんから質問いただくことが多いことについておはなししていきます。
「乳歯はいずれ生えかわるから、虫歯になっても大丈夫ですよね」——そう思ってしまう方も少なくありません。
しかし実際には、乳歯の健康はお子さまの成長や将来の歯並び、さらには心身の発達にまで大きな影響を及ぼします。
ここでは、乳歯の虫歯をできるだけ作らせないことが大切な理由をお伝えします。
1. 永久歯のためのスペースを確保する乳歯
乳歯は、永久歯が正しい位置に生えてくるためのスペースを確保する役割を持っています。
虫歯で乳歯を早く失ってしまうと、両隣の歯が空いたスペースに倒れ込み永久歯の生えてくるころには永久歯の生えるスペースがなくなっていることがあります。
その結果、歯並びやかみ合わせの乱れが起こり、将来的に矯正治療が必要になることもあります。
2. 乳歯は虫歯が進行しやすい
乳歯は永久歯に比べてエナメル質が薄く、虫歯が進行しやすいのが特徴です。
小さな穴でも放置すると一気に神経まで広がり、強い痛みを伴います。
痛みで食事がとれなくなると、栄養不足から体の成長に影響を与えることもあります。
また神経まで到達して神経が死んでしまうと、痛くもなくなるため、注意が必要です。
3. 永久歯に悪影響を与えることも
乳歯の虫歯を放置すると、炎症が歯の根の先に広がり、その下で準備している永久歯にまで影響が及びます。
その結果、生えてくる永久歯の形が変わったり、色が変わることもあります。
乳歯の健康は、まさに永久歯の健康の土台なのです。
4. 歯医者嫌いになるきっかけにも
虫歯による強い痛みや、治療ができない年齢で虫歯が進行してしまった場合は、治療が理解できず
「歯医者さん=怖いところ」というイメージを作ってしまいます。
幼い頃から虫歯を作らず、楽しく通えるメンテナンスする習慣や環境を整えてあげることは、将来的に歯科受診を嫌がらない習慣づけにもつながります。
乳歯の虫歯を防ぐためにできること
虫歯予防には、以下の取り組みが効果的です。
・毎日の歯みがきと保護者による仕上げ磨き
・食生活の工夫(甘いものの摂取回数を減らすなど)
・フッ素の活用
・定期的な歯科検診
ご家庭だけで防ぐのは難しいため、歯科医院と二人三脚で予防に取り組むことが大切です。
当院でできるサポート
団おとなこども歯科では、お子さまの虫歯予防をしっかりサポートしています。
・フッ素塗布
・シーラント(奥歯の溝をコーティングする処置)
・定期健診でのチェック むし歯のみならず、歯並びまでみています。
・仕上げ磨きや食生活のアドバイス
乳歯の時期からのケアは、将来の歯並びや永久歯の健康につながります。
乳歯の虫歯を「いずれ抜けるから」と軽く考えてしまうと、
後で大きな問題となって返ってくることがあります。
乳歯の健康を守ることは、お子さまの未来の笑顔を守ることにつながります。
ぜひご家族で一緒に、虫歯ゼロを目指していきましょうね。





