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親知らずが痛くなったらどうすればいいの?
京都市中京区 丸太町駅から徒歩2分の歯科医院、団おとなこども歯科です。
「親知らずがうずくように痛い」「口が開けにくい」「頬が腫れてきた気がする」——そんな症状に心当たりはありませんか?
親知らずは、何も症状がないときには放っておきがちですが、ひとたび痛みが出ると強く腫れたり、食事がとれないほどつらくなったりすることがあります。
今回は、「親知らずが痛くなったときにどうすればよいのか」について詳しくお話しします。
■ 親知らずが痛くなる理由
親知らず(智歯)は、だいたい10代後半〜20代にかけて生えてきます。
しかし、現代人は顎が小さく、親知らずがきれいに生えるスペースが足りないことが多いため、
斜めに生えたり、歯ぐきの中に埋まったままになったりするケースがほとんどです。
その結果、
・歯ぐきと親知らずの間に汚れや細菌がたまりやすい
・磨き残しが多く、炎症(智歯周囲炎)が起こる
・隣の歯に虫歯や歯周病を引き起こす
といったトラブルにつながります。
特に「智歯周囲炎」と呼ばれる炎症は、痛みや腫れ、口が開きにくくなる、リンパが腫れるなどの症状を伴います。
■ 痛くなったらどうすればいい?
痛みが出ているときは、まず歯科医院を受診しましょう。
自宅でのうがいや市販の痛み止めで一時的に落ち着く場合もありますが、
炎症が進行すると抗生物質や専門的な処置が必要になります。
歯科医院では、
・患部の洗浄(汚れや膿の除去)
・抗生物質の投与
・痛み止めの処方
などを行い、炎症を鎮めていきます。
痛みが強い場合は鎮痛薬で楽になることも多く、無理に我慢する必要はありません。
■ 痛みのピークと続く期間
親知らずの炎症は、通常2〜3日で痛みのピークを迎えます。
その後、抗生物質の効果が出てくると次第に腫れや痛みが落ち着き、1週間ほどで改善していくケースが多いです。
ただし、体調や生活リズム、ストレスなどによって治りが遅くなることもあります。
また、痛みが引いたあとも根本的な原因が解決していなければ、再び炎症を繰り返すことがあります。
■ 痛みが強いときに抜いてはいけない理由
「もう痛いから早く抜いてしまいたい」と思われる方も多いですが、
実は痛みが強いときには抜歯を行わないのが原則です。
炎症が起きている状態では、
・麻酔が効きにくい
・出血が多くなる
・治りが悪くなる
などのリスクが高まります。
そのため、まずは腫れや炎症を薬で落ち着かせ、状態が安定してから抜歯を行うのが安全です。
抜くときは「痛くない時期」に行う方が、処置もスムーズで腫れも少なく済みます。
■ 実は親知らずが原因じゃない場合も
「親知らずが痛いと思っていたら、実は別の歯が原因だった」ということも少なくありません。
似たような症状を起こすものとしては、
・奥歯の虫歯
・歯周病(歯ぐきの炎症)
・歯の神経のトラブル(歯髄炎)
などがあります。
見た目だけでは判断が難しいため、必ずレントゲンなどで確認する必要があります。
■ まずは歯医者さんでチェックを
親知らずが痛くなったら、まずは歯医者さんで状態をチェックしてもらいましょう。
「抜かないといけないのかな?」と不安に思う方も多いですが、
実際には、位置や生え方、噛み合わせの状態によって抜かずに様子を見る場合もあります。
また、「痛くないけど親知らずが気になる」というタイミングでの受診もおすすめです。
炎症が起きていないときにレントゲンで確認すれば、
・将来的にトラブルを起こしそうか
・抜くならいつが最適か
などを安全に判断できます。
■ まとめ
親知らずの痛みは、放っておくと繰り返したり、隣の歯まで影響を及ぼしたりすることがあります。
痛みが出たら早めに歯科医院で診察を受け、
「今は治療で落ち着かせる時期なのか」「抜歯が必要なのか」をしっかり相談しましょう。
京都市中京区 丸太町駅から徒歩2分の歯科医院、団おとなこども歯科では、
親知らずの診断・洗浄・抜歯のご相談を随時受け付けております。
痛みがないうちにチェックしておくことで、トラブルを防ぐことができますよ。


