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あなたはもう抜いた?親知らずについて

親知らずとは何か?抜く必要がある場合とは?

こんにちは、京都市中京区、こども未来館目の前にある【団おとなこども歯科】です。今日は多くの方が気になる「親知らず」についてお話しします。よく周りの人たちが『親知らずが腫れて痛かった』なんていう話しをしているのを聞いたことはありませんか?もしかすると、ご自身でお痛みを経験された方もいらっしゃるかもしれません。『歯医者行ったほうがいいんかな。だけど何か歯を抜くの怖いな』と思っている方は、ぜひこのブログを読んでみてください。

親知らずとは何か、そして抜く必要がある場合について詳しく解説していきます。

親知らずとは何か?

親知らずは、正式には第三大臼歯と呼ばれ、通常、口の奥にある最後の4本の歯を指します。親知らずは他の歯よりも遅れて生えてきます。この第三大臼歯以外の歯はおよそ13~14歳ごろまでに生え揃うのに対して、多くの人は17歳から25歳の間に生えてきます。(まれにもっと遅くに生えることもあります。)20歳を超えて、親の管理を離れたころに生えてくるため『親が知らないうちに生えてくるから親知らず』呼ぶようになったそうです。

親知らずが生えてくる時期が思春期や成人初期と重なるため、英語では「Wisdom Teeth(知恵の歯)」とも呼ばれています。なんだかかっこいいですね。

親知らずは、進化の過程で食生活の変化とともにその役割が減少しました。縄文時代など、昔は硬い植物や生の肉などを食べるために必要だった大臼歯が、現代では加工食品や柔らかい食べ物の普及により必要性が低くなっています。その結果、現代人の顎はどんどん小さくなり、多くの人は親知らずが正常に生えるスペースが不足していることが多く、斜めや横向きに生えてきてしまうことがあります。こうしてまっすぐに生えていない歯と歯の隙間に汚れが詰まってしまうことで、炎症を引き起こし痛みが出てしまうのです。こうした隙間は歯ブラシが届かないため、自分自身のセルフケアだけでは完全に掃除しきることは難しい場合が多いです。

親知らずを抜く必要がある場合とは?

親知らずはこのような理由から正常に生え揃うことが難しく、以下のような状況で抜歯が必要となることがあります。

  1. 埋伏歯
    • 親知らずが横向き、斜めに成長し、顎の骨や隣の歯にぶつかり、完全に生えない場合があります。これを埋伏歯と呼び、汚れがつまり痛みや感染を引き起こす可能性があるため、状態によっては抜歯が推奨されます。
  2. 不正咬合
    • 親知らずが生えるスペースが不足していると、他の歯を押し出し、歯並びが乱れる原因となります。不正咬合は噛み合わせの問題を引き起こし、顎の痛みや歯ぎしりの原因になることがあります。また奥歯を後方へ移動させたい場合、親知らずが邪魔になってしまうことがあるため、矯正治療開始時に抜歯が必要になることがあります。
  3. 虫歯や歯周病のリスク
    • 親知らずは口の奥深くに位置し、清掃が難しいため、虫歯や歯周病になりやすいです。特に親知らずが部分的にしか生えていない場合、歯肉が被っている部分に細菌が溜まりやすく、感染のリスクが高まります。また、口臭に原因となることがあります。
  4. 嚢胞や腫瘍の形成
    • 親知らずの周囲に嚢胞(膿が溜まった袋状の組織)が形成されることがあります。嚢胞は顎の骨や歯根を侵食する恐れがあり、時には腫瘍に発展することもあります。このような場合、予防的に抜歯することが望ましいです。
  5. 痛みや不快感
    • 親知らずが生えてくる際に、痛みや不快感を感じることがあります。これは歯が隣の歯や歯茎に圧迫されるためです。痛みが強い場合や日常生活に支障をきたす場合は、抜歯が必要となることがあります。

親知らず抜歯のタイミング

親知らずの抜歯は、通常、早期に行うことが推奨されます。若い時期に抜歯を行う方が、治癒が早く、リスクも低いとされています。年齢が上がるにつれて、抜歯後の回復が遅くなり、合併症のリスクも高まるためです。また、親知らずを長年放置しておくことで、隣の歯がむし歯になってしまったり、歯並びがずれてしまうリスクが高くなってしまいます。

まとめ

親知らずは多くの人にとって、健康上の問題を引き起こす可能性が高い歯です。また、横向きに生えた親知らずは咬み合わせにも関与しないため、親知らずが原因で痛みや不快感を感じる場合や、定期検診で問題が指摘された場合は、早めに歯科医師に相談しましょう。定期的な歯科検診と適切な口腔ケアを行うことで、親知らずに関する問題を未然に防ぐことができます。

この記事を読んで気になった方は、まずは歯科医院でレントゲン撮影をして、今の親知らずの状況を把握しましょう。一般的なレントゲン撮影以外に、CT撮影が可能なクリニックは、顎の骨にある親知らずの三次元的な位置関係が分かるためとてもおすすめですよ。

もちろん団おとなこども歯科ではCT撮影を行えますので、親知らずが気になる方はぜひお気軽にご相談ください。皆さまの健康のサポートをお約束します!それではまた。

 

提携医療機関

Dr.宮井敏の歯科・歯列矯正相談室