コラム|京都市中京区で小児歯科や歯医者をお探しなら【団おとなこども歯科】

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血が止まりにくい方は歯医者さんへ行きましょう

こんにちは、京都市中京区の団おとなこども歯科です。

今回は血が止まりにくい方に向けたブログを書いていこうと思います。当院では、血小板減少症や血友病などの疾病が原因で出血傾向がある患者さんや、ワーファリンなどの抗凝固薬を服用している患者さんにもご来院いただいております。血が止まりにくい方にとって、毎日の歯磨きは大変頭を悩ませます。なぜなら歯ぐきは粘膜で覆われているため、皮膚に比べて薄く出血を起こしやすいからです。また、歯ぐきに炎症が起こっている場合は軽くブラシが当たるだけで出血してしまいます。歯ブラシやフロスを使用した後、出血を経験した方も多いと思いますが、それが止まらなくなると思うとやはり不安になりますよね。

1. 出血傾向のある疾患

  • 突発性血小板減少性紫斑症(ITP)
  • 血友病
  • フォンウィルブランド病
  • 白血病
  • 肝硬変、肝炎
  • 播種性血管内凝固症候群(DIC)
  • 血小板機能異常症
  • ビタミンK欠乏症
  • 骨髄異形成症候群(MDS)
  • 薬剤による出血傾向(アスピリン、ワルファリンなど)

これらの病気を持つ患者さんは、歯周病ケアが特に重要です。歯周病にかかると歯ぐきからの出血が起こり、感染リスクも高まるため予防的なケアを行いましょう。

2. 抜歯や外科処置の注意点

出血傾向のある患者さんが抜歯などの外科処置を受ける場合、以下のような事前の準備が非常に重要です。

  • 主治医との連携:外科処置が必要になる場合は、必ず主治医とあらかじめ相談し、必要な血液検査や術前の薬物投与を確認します。血小板減少症や血友病の患者さんの場合、術前に凝固因子の補充が必要になることがあります。
  • 抗凝固薬の調整:ワーファリンやヘパリンを服用している患者さんは、主治医と連携し、投薬のタイミングや量の調整を行います。特に抜歯などの手術前には、出血リスクを最小限に抑えるため休薬することもあれば、全身の循環器の状況に応じて休薬なしで外科処置を行うことがあります。

3. 日常の口腔ケアの重要性

血が止まりにくい患者さんは、出血を恐れて歯磨きを避けがちですが、これが逆に歯周病のリスクを高める原因となります。以下の点に注意して、日常の口腔ケアを徹底してください。

  • やさしく磨く:毛先の柔らかめの歯ブラシを使い、優しく歯と歯茎を磨きます。力をかけるのではなく、当てる角度に注意して、歯磨きの時間をしっかりとります。1回の歯磨きを5分を目安に磨いてみましょう。出血を恐れず、毎食後のブラッシングを習慣づけてください。
  • 定期検診の受診:1か月ごとに歯科検診を受け、専門家による口腔内のチェックとクリーニングを受けましょう。これにより、もし歯周病になってしまっても、早期に問題を発見し、適切な対処が可能になります。予防と早期発見・早期治療が歯周病対策に一番大切です。

4. 問診時の注意点

歯科治療を受ける際には、歯科医師に対して自分の健康状態や服用中の薬について正確に伝えてください。直接的に歯科とは関係なさそうに思えるようなことでも、現在病気の加療中であったり、以前まで通院していたことがある場合や、服用しているお薬のことなど、できるだけ細かく伝えるようにしましょう。

  • 投薬状況の把握:現在服用している薬やその用量をしっかりと伝えましょう。特に抗凝固薬を服用している場合、薬品名や服用状況を正確に報告しましょう。また、抜け漏れを防ぐ意味でも、口頭ではなく、お薬手帳を提示するようにしてください。
  • 既往歴の共有:過去の病歴や現在の健康状態についても詳しく伝えるようにしてください。はじめの問診表にしっかり記入しておきましょう。既往歴や現病歴を考慮のうえで、歯科治療の計画を立案していきます。

5. まとめ

血が止まりにくい患者さんにとって、口腔内のケアは非常に難しいと思います。特に歯周病は、歯ぐきの出血の原因となるため、適切な歯科治療と予防が非常に重要です。

歯周病ケアにとって大切なことは、日ごろの歯磨きを丁寧に行い、定期的な検診とクリーニングを受けることです。『歯茎から血がでるのが怖いから磨かない。』のではなく、『歯茎から血が出ないようにする。』ようにしましょう。出血リスクを最小限に抑えながら、安全に歯科治療を受けることは可能ですので、気のなることがあればまずは歯科医院にご相談ください。


団おとなこども歯科では、むし歯や歯周病の予防に力を入れています。特に出血傾向のある患者様の場合は、外科処置に対してリスクがあるため、抜歯をしないで済むように口腔管理を行っております。