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ポカン口って?
日が沈むのも早くなり、寒くなってまいりましたね。クリスマスに向けて院内にツリーを出し、院内も明るくなりました。
「ぽかん口」って聞いた事ありますか?
ポカン口とは子供のお口がポカンと開いた状態。この癖は一見些細に見えますが、成長期のお子さまにとって、口元や健康全般にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。子供の時は口が常に開いているものと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、勝手に治るものではありません。
もし既に気になっているという方は、影響や原因をしっかり知って、一緒に対策してゆきましょう!
「ポカン口」は、一つの原因というより、さまざまな要因が絡み合って起こることが多いです。その原因を知ることで、早期に改善の対策を取ることができます!
Q.原因とは?
1. 鼻詰まりによる口呼吸
鼻詰まりが慢性的に続くと、鼻呼吸が難しくなり、自然と口呼吸が習慣化します。この状態が続くと、口がポカンと開いたままになることがあります。
主な原因例:
- アレルギー性鼻炎
- 慢性副鼻腔炎(蓄膿症)
- 扁桃腺肥大
2. 舌の位置の不良(低位舌)
舌が正しい位置に収まらず、下がった状態(低位舌)になっていると、口が開きやすくなります。舌は本来、上顎に軽くついているべきですが、習慣や筋力不足によって下がることがあります。
3. 口周りの筋力不足
口唇や頬、顎周りの筋肉が弱いと、自然に口を閉じているのが難しくなります。この筋力不足は、現代の柔らかい食事や噛む回数の減少が原因とされています。
4. 癖や習慣
生活習慣や姿勢の乱れも「ポカン口」を引き起こします。
具体的な癖:
- うつ伏せ寝や頬杖
- スマートフォンやタブレットを見る際の前かがみの姿勢
- 唇を使わないで飲み物を飲む癖
5. 顎や顔の骨格的な問題
遺伝的要因や成長過程での問題により、骨格が「ポカン口」になりやすい形になっている場合もあります。例えば、顎が小さいと舌が収まりきらず、口が開きやすくなります。
6. 心理的・環境的要因
ストレスや不安などの心理的要因も、口呼吸や「ポカン口」の原因になることがあります。また、姿勢や噛む習慣の乱れは家庭環境にも影響されます。
原因によって対策が異なるため、自己判断ではなく原因を知ることが大変重要となります。
Q.放置していたらどうなるのか?
- 歯並びの乱れ
口が開いた状態が続くと、舌の位置が下がりやすくなり、歯に十分な力がかからず歯並びが悪くなる原因になります。 - 口呼吸の習慣化
でも 口呼吸が習慣化すると、鼻呼吸が抑制され、アレルギー性鼻炎や風邪を引きやすくなるリスクが高まります。また、口内が乾燥しやすくなり口臭がしたりします。また口腔乾燥から虫歯や子供でも歯周病のリスクも増加します。 - 顔つきや姿勢への影響
ポカン口は顔の筋肉の発達に影響を与え、特に口周りがたるみやすくなります。さらに、姿勢が悪くなる原因にもつながります。
保護者の方にできるサポート
①口が開いたままの状態に気づいたら、優しく閉じるよう促しましょう。
②噛む習慣をつける食事の工夫
硬いものをよく噛む食事を心がけることで、口周りの筋肉を鍛えることができます。
③ポカン口が気になる場合は歯科医院での早めの相談をお勧めします。団おとなこども歯科では、正しい舌の位置や口の使い方を指導する「口腔育成メニュー」を考えてトレーニングも行っております。また。おうちで出来るトレーニングなども定期検診でお話しています。
複数の原因があると先にお話ししましたが、一番に生活習慣が原因なのか、骨格的な問題が原因なのか知るには、まず受診していただきたいです。原因によって対策が違うので、原因を知るために受診してください😊
例えばレントゲン写真で骨格的なものだとわかったり、口腔内診察の際に保護者の方が気付いてらっしゃらない段階で、歯科医師の観点からわかる事が多いです。
早めに悪い癖をなくし、お口周りの筋肉を正しく使う練習をすれば、大きななってから成人矯正をしなくて済んだり、正常な骨の発達を促すので、いい事ずくめです!!京都市のこどもの健康なお口づくりをサポートしていきたいので、心配なことがございましたら、是非ご相談ください。日々スタッフや院長もお口の育成について勉強を重ねていますので、みんなで健やかな成長を目指しましょう。





